この記事でわかること
- レールキューブの特徴
- レールキューブの遊び方
- レールキューブで育つ力
こんにちは、じゃが畑のメイ(@jaga_mayqueen)です。
今回は一目惚れしたおもちゃサンスマイルのレールキューブを紹介します。
今まであったレールを組み立てて電車を走らせるおもちゃとは違い、立体的にレールを組み立て、電車も上下左右、重力に逆らって走らせることができる、新しいカタチのおもちゃです。
レールの組み立てはもちろん、電車が走る姿がとてもおもしろいおもちゃで、子どもも大人も楽しめます。
動画でもレールキューブを紹介しています
レールキューブの特徴
セット内容
総キューブ数66個、ミニトレイン2台(シャトルホワイト・ミライグリーン)、USBケーブル2本、直線サポート32個、T字サポート8個、サポートジョイント8個、取り扱い説明書、プログラミング記入帳
新感覚のパズルブロックトイ
レールキューブは、キューブを組み合わせて立体コースを作り、ミニトレインを走らせるブロックトイです。
キューブは5種類、キューブの組み合わせによって直線やカーブを描くことができます。
また支えとなるサポートパーツと組わせることで、「上にのぼったり・宙返りをしたり」と重量に逆らった立体的なコース作りが可能になっています。
子どもの興味を引き、空間把握能力の向上が期待できるおもちゃです。
電動ミニトレインが立体コースを自由自在に走る
電動のミニトレインの車輪には磁石が内蔵されています。レールの中央部分は金属となっているため、ミニトレインとレールがくっつき走行する仕組みです。
そのためスイッチを入れレールの上に置くと、コース上を自由自在に走ってくれます。
ミニトレインの磁力と駆動力は非常に強力で、レールに沿って上にのぼったり、下におりたり、もちろん側面も走ることができます。
ミニトレインは充電式で乾電池不要
ミニトレインはリチウムイオン電池を内蔵しており、充電して何度も繰り返し使うことができます。
おもちゃによる乾電池の消費量って想像以上に多いですよね。乾電池が切れるたびに子どもに電池交換してとせがまれてしまい、ひと苦労。ケーブル接続するだけで充電できる電動ミニトレインはありがたいです。
ロボット型のかわいい充電器も紹介しています
自分でつくったコースは記録に残せる
コースを記録に残せる専用ノートが付属しています。
気に入ったコースは専用ノートに、白いスタートキューブから凸側に、つなげたキューブの色を順番に記録します。
記録した通りの色の順番にキューブを繋ぐことで、同じコースを復元できます。
今までの遊んだことがあるブロックなど組み立てて遊ぶおもちゃは、次回同じ作品を作ろうと思っても、記憶を頼りにすることしかできず、再現は難しかったです。
気に入ったコースを記録に残せるというのは、画期的だと感じました。
繋げたブロックの色をノートに塗るだけなので、文字の書けない子どもでも容易に記録できる、素晴らしいアイデア
まるでプログラミングのように色を組み合わせてコースを作っていくよ!
安心安全設計
レールキューブは日本玩具協会ST基準や日本の食品衛生法に基づく玩具基準をクリアした設計です。
また子どもも扱いやすい軽さながら耐久性にも優れた素材です。
子どもは何でも口に入れてしまいがちですが、万が一、子どもが舐めてしまっても安全な素材が使用されています。
レールキューブの遊び方
ここからはパーツごとに遊び方を説明していきます。
キューブの使い方
キューブの種類は5つ
- 直線(黄色、内1つは白のスタートキューブ)
- 左右カーブ(表が水色、裏が黄緑で両面使用可能)
- 外カーブ(赤)
- 内カーブ(オレンジ)
- クロス(薄紫)
キューブは5種類あります。
形の違うキューブをつなげてコースを作り上げていきます。
キューブの基本
キューブはカチッと簡単にはめることができますが、引っ張っても外れにくくい構造です。
しかしキューブ同士をねじることによって、楽に外れるので、レールをつなげたり、分解することが容易にできます。
具体的な遊び方
はじめは直線の白いスタートキューブからレールがつながるように、キューブをつなげていきます。
キューブの凸部をもう1つのキューブの凹部に差し込むことで、キューブ同士をつなげることができます。
このとき金属のレールがつながるようにキューブをつなげてください。
サポートパーツの使い方
サポートパーツの種類は3つ
- 直線サポート
- T字サポート
- サポートジョイント
キューブを長くつなぐとキューブの重さでレールが倒れそうになったり、歪むことがあります。
そこで活躍するのがジョイントパーツです。
レールの下をサポートしたり、レールの横をサポートしたり、どこを支えることによってレールが安定するかを考える、想像しながらサポートパーツを使用してください。
サポートパーツの基本
キューブにはサポートパーツが差し込める四角の穴があります。
キューブの穴にサポートパーツを差し込むことで、グラつきや倒れそうなコースを支えて安定させることができます。
サポートパーツ同士の組み合わせですが、凹凸の組み合わせはパーツ同士を直接差し込むことが可能。
直線サポートとT字サポートの凹同士を差したい場合はサポートジョイントを間にかませ、一方を凸にすることで差し込みが可能になります。
具体的な使い方
下記写真のコースは、手で支えないと倒れてしまいます。
このように倒れそうなコースを自立させるためにサポートパーツを活用していきます。
倒れそうなキューブの横、または下にある四角の穴に直線サポートやT字サポートの凸部分を差し込みます。
サポートパーツが接地面につく長さまで、サポートパーツ同士をつなげます。
サポートパーツの働きによって、コースが倒れなくなりました。
ミニトレインの走行の邪魔になるので、ミニトレインが走るレール面ではサポートパーツは使えません
ミニトレインの使い方
ミ二トレイン背面のスイッチをオンにし、レールに置くと磁力で吸着しながら走行します。
充電方法
- USBタイプAのポートを別途用意した充電器にさす
- ミニトレインのスイッチをオフ
- ミニトレインの底にあるUSBタイプBのポートに付属のUSBケーブルのB端子をさす
- ミニトレインの底にあるLEDランプが光っていれば充電中、ランプが消えた充電完了
レールキューブで実際に遊んでみた
実際に子どもたちと一緒に遊んでみました。
軽い力でおもしろいほど簡単にキューブ同時をつなげることができます。
4歳の長男は説明も聞かずに、キューブをつなげていて、驚きです。子どもの想像力すごい。
次男はサポートパーツを長くつなげて楽しそうでした。
引っ張るでけではキューブが外せず苦戦した模様、長男もさすがにはずし方は尋ねてきました。
最初はキューブを回転させることが難しかったようですが、コツを掴むと1人で容易にはずせるようになっていました。
説明書記載のコースを組み立ててみた
説明書にはいくつかのコースの組み立て方が記載されています。
レールをつげる順番がキューブの色で記載されているので、記載通りにキューブをつなげていきます。
説明書に従ってキューブをつなげるだけでコースを作れると思っていたら、1つだけ注意点が。それは両面使用可能な左右カーブのキューブの使い方です。
左右カーブは片面が水色、もう片面が黄緑の2色になっていると思います。
説明書の色は電車が走る金属のレール面の色を示しています。
よって説明書が水色になっていたら、水色の金属のレール面が前の金属のレールにつながるようにキューブをつなげなければなりません。
説明書に記載されていた中で、1番立体的なコースを作ってみました。
カラーで示された平面の設計図で、このように立体的なコースが出来上がるとは、おもしろい。
紫色のクロスのキューブのつなげ方を理解するのにやや苦戦しました。
オリジナルのコースを作ってみた
説明書に記載されたコースを作りのも楽しいいのですが、慣れてきたらオリジナルのコース作りにチャレンジしてください。
オリジナルコース作りこそがより一層、子どもの創造力をはたらかせ、子どもの能力を引き出すことにつながると感じました。
もちろん大人の私もかなり集中して作業してしまいました。
子どもと話し合いながらの一緒にコースづくりは、親子のコミュニケーションの場にもなっています。
注意点
サポートパーツ、特にサポートジョイントは思った以上にサイズが小さい。
何でも口に運んでしまう小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は取り扱いに充分な注意が必要
赤い外カーブキューブ4つをつなげて円状につなげてしまうと、外すことが難しくなっています。
長男は早々に外カーブ4つで円状に組み立てしまい、困りました。
外す際はミシミシ音がなり、キューブが壊れそうで怖かった。
ミニトレインを走らせてみた
完成したコースでミニトレインを走らせました。
直線はもちろん、重力に逆らって下から上に、そして側面を走る様子がなんとも不思議でおもしろい。
子どもたちは電車が走る姿に大喜びです。
ミニトレインを2つ一緒にレールの上を走らせると、子どもたちは一生懸命電車の動きを目で追っていました。
直線だけじゃなく自由自在にレールの上を走ることができるのが、レールキューブの魅力だと感じました。
レールキューブで育つ能力
「手先の器用さ」はもちろん、「考えだす力」や「物の向きや場所を正しく理解する力」をのばすことができる玩具として紹介されています。
一緒に遊んでみて、子どもが成長できると感じた能力を以下にまとめました。
創造(想像)力
どうのようにレールをつなげれば、自分が思った通りにミニトレインが走ってくれるのかを考え、自身でレールを組み立てることになります。
レールを組み立てる過程は創造力が養われる要素の1つだと感じました。
空間認知能力
ミニトレインは直進だけでなく、上下走行したり、側面を走ったりと立体的にレールの上を走行可能です。
レールを上・下・側面、どの方向に向けキューブをつなげるかを考え、ミニトレインの走行方向を意識することで、空間の認知能力の向上が期待できそうです。
論理的思考力
論理的思考は問題を解決したり、自分の考えを説明したりすることで養われます。
レールを組み立てる過程で、思った通りのコースが作れないという問題に直面します。
そこでどのようにレールを組み替えることで、想像したコースになるのかを試行錯誤し、問題を解決することで論理的思考が育まれていく要素の1つになると思います。
コミュニケーション能力
家族やお友だちと楽しく会話をしながらレールを組み立てることで、コミュニケーション能力が育ちます。
自分の考えを話し、他者の意見を聞く姿勢は、コミュニケーション能力の向上には欠かせないと思います。
協調性
1人で黙々とレールを完成させるのも楽しいですが、他者と一緒にレールを作ることで協調性も育ちます。
レールを完成させるという同じ目標を持った者同士が、話し合いながら協力してコースを組み立てる工程は、協調性の発達が促されると感じました。
レールキューブのラインナップ
レールキューブは今回紹介したデラックスセットの他にスターターセットも選べます。
スターターセットは、今回紹介したデラックスセットのパーツの約半分の個数がセットになっています。
スターターセット | デラックスセット | |
---|---|---|
1個 | スタートキューブ | 1個 |
15個 | 直線キューブ | 31個 |
4個 | 外カーブキューブ | 8個 |
8個 | 左右カーブキューブ | 16個 |
4個 | 内カーブキューブ | 8個 |
ー | クロスキューブ | 2個 |
16個 | 直線サポート | 32個 |
4個 | T字サポート | 8個 |
4個 | サポートジョイント | 8個 |
1台 | 電動ミニトレイン | 2台 |
1本 | USB充電ケーブル | 2本 |
1冊 | 取扱説明書 | 1冊 |
1冊 | プログラミング記録ノート | 1冊 |
公式ホームページからパーツの単品購入も可能です。
サンスマイル公式ホームページ
https://www.sunsmile2.com/view/category/ct5
まとめ
- キューブのつけ外しがが簡単
- 電動ミニトレインは充電式
- 作ったコースの記録が残せる
- 子どもの能力向上が期待できる
- 電動トレインの駆動音がやや大きい
- 価格が高い
新しいカタチのパズルブロック、レールキューブ。
キューブで組み立てたコースをミニトレインが自由に走る姿がとても印象的なおもちゃでした。
キューブをつなげコースを作る過程は、創造力をはじめとする子どもの能力向上が期待できると感じました。
大人も一緒に楽しめるので、子どもとのコミニュケーションツールとしても活躍が期待できます。
お子様のおもちゃ選びの参考になればうれしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。