こんにちは、じゃが畑のメイ(@jaga_mayqueen)です。
食器洗浄機がないお宅で問題となってくるのが、水切りかご問題。
我が家も食器洗浄機がなく、2段になった水切りかごがキッチンに鎮座しています。
この水切りかごにキッチンの作業スペースを奪われているのがずっと嫌でした。
そこで水切りかごは置くべきなんだという固定概念を捨て、どうすれば食器洗いをスムーズに行えるのか徹底的に調べました。
そこでたどり着いた結果が、『セリアの水切りトレー』です。
『セリアの水切りトレー』を食器洗い時に出して、不要なときは片付ける。
おかげで広々とした作業スペースの確保に成功しました。
今回は我が家の食器洗い事情やセリアの水切りトレーに行き着いた経緯、使用感、水切りかごなし生活の実際を紹介します。
- 水切りかごをなくしたい
- キッチンのスペースを有効活用したい人
我が家の水切りかご事情
私は今まで食器洗浄機を使ったことがなく、食器は手洗いし、水切りかごに置くという生活を長年送ってきました。
加えて我が家は、洗い終えた食器は水切りに置き自然乾燥という方法をとっていました。
このような食器洗い習慣のため水切りかごは必須だと考えていましたが、ずっと心のどこかで「水切りかご邪魔」という思いがちらついていました。
ミニマリストを目指す中で「水切りかご邪魔」という思いが日に日に積もり、どうにか水切りかごなしで食器洗いをスムーズにできないかと検討することにしました。
我が家の水切りかごの問題点
- 水切りかごは存在感があり、キッチンを圧迫感を与えている
- 作業スペースを狭めている
- 珪藻土トレーの手入れが必須
- 作業スペースの掃除がしにくい
これが我が家で使用していた水切りかごです。
パール金属の『食器水切りかごバスケット2段スリムホワイト珪藻土トレー付AZ-5513』を使用していました。
できるだけキッチンのスペースを確保できるようスリムタイプ、食器をたくさん置けるようにしたかったので2段タイプを選択。
水受けのトレーを手入れするのが面倒だったため、珪藻土を選びました。
しかしスリムと言ってもこの存在感。キッチンに圧迫感があり、作業スペースを狭めています。
珪藻土のトレーもお手入れをしたかったら、黒ずんでしまいました。最低1週間に1度は陰干しが必須です。
かごもそこそこ重さがあるので、移動させるのが億劫。作業台を掃除したい気持ちを遠ざける要因の1つになっていました。
この水切りかごの使い勝手自体は悪くないのですが、キッチンをスッキリさせたいという観点で水切りかごは置きたくないという結論に至りました。
以前使っていた水切りかごはこちら
水切りかご廃止を検討
水切りかごを置かないと決め、まず他の家庭はどのように食器洗浄を行っているのか徹底的に調べました。
調べを進める中で、現状の食器洗いの習慣を考え直す必要があることに気づきました。
食器洗い習慣の見直し
我が家は洗い終わった食器を水切りかごに伏せ、自然乾燥させてきました。
しかし水切りかごをなくすということは、食器の自然乾燥の場所もなくなるということ。
水切りかごをなくすためには、思ったより多くの習慣を見直す必要がありました。
- 食器を自然乾燥から拭きあげに変更
- 食器を拭く布巾を準備
- 拭き終わった布巾の洗浄作業の追加
- 水切りかごの代用品を考える
まずは食器を自然乾燥から拭くという習慣に変えなければなりません。
1番の難題と言っても過言ではない『洗った食器を毎回拭きあげる』。
『この作業の追加なくして、水切りかご撤廃は不可能。』ここは意を決して実行することにします。
プラスして食器を拭いた布巾の洗浄作業も追加されます。
そして重要なのが水切りかごの代用品を何にするのか。
様々な商品を調べ、我が家のライフスタイルに合うものをいくつかピックアップしてみました。
- 吸水性の高いタオル
- 折りたたみできる水切りトレー
- 板状の水切りトレー
1、吸水性の高いタオル
大きめのタオルを引いて、タオルの上に洗った食器を置く方法です。
お手軽で、試す価値ありだと思いました。
そこでよく使われているのが、『ジョージジェンセンのティータオル』 です。
おしゃれで、使い勝手が良さそうな印象。
しかし「使用後、このタオルどうしよう」と考えてしまいました。
タオルのサイズが大きく、干す場所の確保が必須。
お手入れ方法は洗濯機で洗濯可能ですが、柔軟剤不可、乾燥機不可。
もしタオルが臭くなってしまっても、漂白不可。
お値段も大判サイズはAmazonで1,400円程。試すにはややお高い価格。
『ジョージジェンセンのティータオル』は お手入れが難しそうなのが躊躇するポイントとなってしまいました。
『ジョージジェンセンのティータオル』はこちら
2、折り畳みできる水切りラック
次にシンクに橋渡しをして使う水切りトレーです。
丸めてたり、折り畳めたりできる商品で食器を洗う時だけシンクに出して使用できます。
『山崎実業(Yamazaki) 折り畳み水切りラック』や『ニトリの折り畳み水切りラック』などが人気のようです。
確かにタオルのように使った後の心配はしなくてもいい。
しかし、シンクに橋渡しするということは食器を洗うスペースが狭くなるということ。
また、洗い終えた食器をラックの上に全て置くことができなさそう。
シンクは広々と使いたいと思い、こちらの商品も決め手に欠けました。
『山崎実業(Yamazaki) 折り畳み水切りラック』はこちら
3、板状の水切りトレー
最後は板状の水切りトレーです。
『リッチェルの水切りトレー』 や『アスベルの水切りトレーワイド』が使い勝手が良さそうです。
板には傾斜がついていて、排水できる仕組みになっています。
使わないときは立て掛けたり、収納できるそうなので、作業スペースをしっかり確保できます。
お値段が1,000円〜1,500円程。
お試しするには少し気が引ける値段で、購入を迷っていました。
そこで見つけたのが『セリアの水切りトレー』です。お値段110円。
「リッチェルやアスベルの水切りトレーと似てる」
水切りかごなし生活を試すには、お値段と商品ともにピッタリだと心打たれました。
すぐにセリアに向かい、水切りトレーをゲットしてきました。
『リッチェルの水切りトレー』はこちら
セリア フレッシュ 水切りトレーシンク用
仕様・サイズ
外寸 | 約幅23.4cm × 奥行41.5cm × 高さ2.7cm |
内寸 | 約幅19.0cm × 奥行38.0cm × 高さ1.7cm |
重さ | 約174g |
素材 | ポリプロピレン |
カラー | ホワイト・グリーン |
製造会社 | サナダ精工株式会社 |
値段 | 110円 |
板には長さ約11.5cm細い凸が12本あります。
食器を置いたときに食器がやや浮いた状態になることで、底に水が溜まらない仕様になっています。
高さが2.7cmから2.0cmと排水口に向かって低くなることで傾斜を作っています。
程よく傾斜もついているので水はけは悪くは無さそうな印象です。
しかし板自体はしっかしとした固さはなく、力を入れると曲がってしまいます。
また板が柔らかいためか、板はフラットな傾斜を維持できていません。
110円とお安い値段なので、ここはご愛嬌といったところかと思います。
我が家はシンプルなホワイトを選択しました。
水切りかごなし生活を実践
「ではさっそく、水切りかごを処分しよう」というのは一旦保留。
水切りかごなし生活に自信がなかったため、かごは一時保管。
「お試しでいいや」というの気持ちで『水切りかごなし生活』を実践してみました。
準備したもの
水切りかごなしで食器を洗う上で準備したものはこちら。
先程も紹介したセリアの水切りトレー。使い勝手が気になる。
水切りトレーに食器全てを置くのは難しいと思い、タオルも準備しました。
トレーに置けなかった食器や、鍋などはタオルに置くことにします。
このタオルは家にあった使っていないタオルで、お試し期間なので改めて購入はしていません。
加えて食器を拭くための布巾も準備。
布巾も家にあった赤ちゃん用のガーゼを使用することにします。
我が家の水切りかごなし生活の方法
- 洗った食器を置くためのスペースを準備
- 食器を洗ってトレーに置く
- 食器を拭く
- トレー、タオル、布巾を片付ける
- 1日の終わりには布巾を洗浄消毒
洗い終わった食器を置くために、トレーとタオルをしきます。
この時トレーから排水された水がシンクに流れるようにトレーを置いてください。
トレーをタオルの上に置くことで傾斜をより高くし、水の排水をよくしています。
洗い終わった食器をトレーに置きました。
しっかり水が排水されています。
家族4人分の食器を置くにはトレーでは足りません。
3人以上の食器や鍋、フライパンなどの調理器具も一緒に洗う場合はタオルを敷くことをおすすめします。
食器を布巾で拭きます。
食器を片付け終わったら、トレーを洗い布巾で拭きます。
トレーは立てかけて収納しています。
敷いていたタオルで作業スペースの水分を拭きあげます。
使用済みのタオルと布巾は干して、食器洗い終了です。
1日の終わりには、布巾を洗浄消毒。
我が家はハイターに布巾を30分漬け込み、消毒を行なっています。
消毒後が終わったら布巾を干します。
タオルはそのまま洗濯機で洗濯、乾燥させています。
水切りかごなし生活の感想
「気持ちいい」。
水切りかごなし生活を実践した感想をまとめると、この一言に尽きます。
セリア フレッシュ 水切りトレーシンク用の使用感
セリアの水切りトレーは、お値段以上の働きに大満足です。
トレーに溜まった水も排水できています。
私にはトレー自体の傾斜が物足りないと感じたので、トレーの端をタオルの上に乗せ傾斜を高くし排水しやすくしました。
トレーに傾斜をつけても、食器がぐらついたり倒れることはありません。
2人分の食器を置くにはちょうどいいでサイズ感のトレーです。
食器や調理器具が増えるとなると、隣にタオルをひくのが必須かと思います。
トレーの1番のお気に入りポイントは、お手入れ簡単、収納可能なことです。
トレーを使い終わったら食器と同様にスポンジで洗い、布巾で拭く。
そして立て掛けて収納。
とてもミニマムな仕様でキッチンがすっきりとしました。
メリット | デメリット |
---|---|
お値段110円とお求めやすい価格 お手入れしやすい 場所を取らず収納可能 少ない食器を置きには最適のサイズ感 | 全ての水を排水できない 食器の量が多いと手狭 トレーの頑丈さに欠ける |
水切りかごなし生活の実際
最大のネックであった洗った食器を拭く作業。
思っていたより時間も取られず、スムーズに作業できました。
そして堂々と鎮座されていた2段タイプの水切りかごがないことで、キッチンの圧迫感がなくなりました。
おかげで作業スペースが確保され、キッチンでの作業がスムーズに行えるように。
ストレスフリー。
作業スペースに何も置かないことで掃除もしやすく、きれいなキッチンを保つことにも成功しています。
その他、水切りかごなし生活で増えた作業が布巾の管理。
私は使用済み布巾の消毒は、ハイターを使用しています。
その他に煮沸消毒や洗濯機で洗濯物と一緒に洗濯するという方法もあるようです。
ご自身に合った布巾の消毒方法を採用されてください。
まとめ
『セリア フレッシュ 水切りトレーシンク用』との出会いで、我が家のキッチンライフが快適になりました。
まずはお試しするという軽い気持ちで、水切りかごなし生活を実践してみてください。
現在使用している水切りかごをセリアの水切りトレーに変更。
布巾やタオルは家にあるもので代用。
コストも少なくて済みます。
水切りかごの撤廃に迷っているあなた。
私のように水切りかごなし生活を自然に受け入れることができ、快適なキッチンを手に入れることができるかもしれません。
逆に自分のライフスタイルには「水切りカゴが必要だ」と、再認識できるきっかけになるかもしれません。
セリアの水切りトレーを使用した、水切りかごなし生活のメリット、デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
お値段110円とお求めやすい価格 お手入れしやすい 場所を取らず収納可能 少ない食器を置きには最適のサイズ感 | 全ての水を排水できない 食器の量が多いと手狭 トレーの頑丈さに欠ける |
セリアの水切りトレーを使って水切りかごなし生活を送ってみて、私が感じたメリットとデメリットです。
デメリットである食器を拭く作業も布巾の管理も、慣れて仕まえばスムーズに行うことができました。
水切りかごなし生活を検討している方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。