こんにちは、じゃが畑のメイ(@jaga_mayqueen)です。
扇風機の寿命に伴い扇風機の購入をしようと思いましたが、扇風機はサイズも大きくオフシーズ時の収納に困ります。
そこで扇風機よりコンパクトで、扇風機の機能も代用できるであろうサーキュレーターの購入を決めました。
我が家はアイリスオーヤマのサーキュレーターを使用しており、機能には満足していますが、見た目の家電主張が強すぎることが気になっていました。
今回は家電の主張が強すぎない、入荷してもすぐに在庫がなくなるほど人気、無印良品のサーキュレーターを購入してみました。
見た目シンプル、機能シンプルを追求した、無印良品のサーキュレーターをレビューします。
- 無印良品のサーキュレーターの特徴を知りたい
- 無印良品のサーキュレーターの使用感を知りたい
『お手入れがしやすい首振りサーキュレーター 18畳』特徴
お手入れがしやすい首振りサーキュレーター | |
サイズ | 幅:28.2cm 奥行:21.8cm 高さ:34.1cm |
重量 | 2.5kg |
風量切替 | 3段階 |
角度調整 | 左右:90/120°/180°/360° 上下:45°/90° |
適応畳数 | 18畳 |
切タイマー | 2/4/8時間 |
360°首振り
上下は45°〜90°、左右は90°〜360°と広範囲に首を振ることができます。
半球状に首を振ることで、部屋の隅々まで風を送ることが可能になっています。
電源OFFで自動で正面に戻る
設定された角度や風量を記憶することで、電源OFFにすると自動で正面に戻る仕様になっています。
毎回正面で停止するので、使用してない時の見た目の違和感がありません。
アロマ機能付き
本体中心付近にアロマキャップ・アロマケース・アロマパッドが搭載されています。
アロマエッセンスを使用し、アロマの香りを楽しむことができます。
アロマパッドは消耗部品で交換時期の目安は約2年となっています。
汚れて染み込まない場合や破損した場合は別売りパーツを購入し、交換が必要です。
無印良品公式の別売りパーツとして、アロマパッド99円、アロマキャップ199円、アロマケース55円で購入できます。
簡単お手入れ
前面のガードや羽根を、力をかけずに簡単に取り外すことが可能です。
前面ガードや羽根を拭いたり水洗いすることで、付着したほこりを除去できます。
安全を考慮してネジ止めされていますが、背面部も取り外し可能になっています。
羽根やスピンナーは別売りパーツとして購入可能なので、破損しても自分で取り換え修理することが可能です。
無印良品公式サイトでは羽根は990円、スピンナー55円で購入できます。
シンプルな見た目・シンプルな機能
無印良品らしいシンプルを追求したサーキュレーターという点が、1番のお気に入りポイントです。
外観はホワイトで統一
マットな質感の落ち着いた色味のホワイトで統一され、部屋の調和を乱さないデザインです。
首が正面を向いた時は、操作ボタンも隠れスマートな印象です。
機能は必要最低限
リズム風や衣類乾燥といったモード変更は一切なく、風量も3段階設定のみと最低限の機能となっています。
故に操作パネル部分もシンプルな作りで、操作ボタンの数も少なくなっています。
小さなリモコンが付属していることが多い扇風機やサーキュレーターですが、無印良品のサーキュレーターはリモコンは付属していません。
極力モノを増やしてくない我が家にとっては、リモコンは必要のない存在です。
『お手入れがしやすい首振りサーキュレーター 18畳』レビュー
『お手入れがしやすい首振りサーキュレーター 18畳』をレビューしていきます。
回転角度
左右は90°~360°とまるっと1周回転します。
上下は45°/90°と垂直から真上に向かって首振りします。
広範囲への首振りで、部屋の中心に置いて部屋全体に風を送ることを可能にしています。
夏場は床面近くに冷たい空気が停滞しているので、サーキュレーターを床に置き低い角度で風を送ると、効率的に冷たい空気を循環できます。
立体的に首が回っていて、部屋の空気循環がスムーズに行われている印象を受けました。
風量
風量は1:弱・2:中・3:強の3段階設定です。
我が家で使用しているアイリスオーヤマのサーキュレーター(24畳用)と比較してみました。
無印良品はふんわりとした優しい風、アイリスオーヤマは直進的な風で風の勢いを強く感じました。
無印良品の風量1とアイリスオーヤマの風量2が風の強さとしては同等レベルの体感です。
続いて無印良品のの風量2とアイリスオーヤマの風量4、無印良品の風量3とアイリスオーヤマの風量6が同等レベルの風の強さでした。
音は静か
最大風速は約2.8m/s以上で騒音は45dB未満と公式サイトに記載がありました。
確かに風量1の弱は静かで、音は気になりません。
風量3の強になると風切り音とモーター音は大きくなりますが、不快感を抱くほどではありません。
就寝時や集中して作業をする時は、風量1がおすすめです。
初期動作が長い
開封すると初期動作の注意事項説明が貼り付けてありました。
コンセントを挿入後、電源ボタンを入れると初期動作である首振りを始めます。
初期動作の首振りが止まらないと、風量変更やタイマー設定などの操作ができません。
初期動作の首振りが終わるまで約46秒と、次の操作設定までの待ち時間が長いです。
実際にタイマーで測ってみたところ47秒の時間を要しました。
この初期動作は電源ボタンをオンにするたび起こるのではなく、コンセントを抜き、再びコンセントをさして電源を入れた時に作動します。
『お手入れがしやすい首振りサーキュレーター 18畳』実際に使ってみた
実際に『お手入れがしやすい首振りサーキュレーター 18畳』を使ってみた使用感をお伝えします。
アロマ機能試してみた
まずはアロマの準備から始めます。
以下でアロマキャップの取り外し方法を説明しています。
アロマのセット方法
前面カバーの中心にあるアロマキャップを反時計回りに回すと前面カバーからアロマキャップが取り外せます。
アロマキャップの中心に埋め込まれているアロマケースを外します。
アロマケースを開けるとアロマパッドが出てきます。
アロマパッドは珪藻土になっています。
今回試してみたアロマオイルは無印良品のエッセンシャルオイル おやすみブレンドです。
柑橘系の落ち着いた香りでとても癒されます。
アロマパッドにエッセンシャルオイルを2~3滴垂らし、オイルが染み込むまで待ちます。
手の上でアロマオイルを垂らしましたが、手にオイルがつきそうになりました。
アロマパッドにオイルが染み込んだらアロマパッドをアロマケース、アロマパッドに戻します。
アロマキャップを前面カバーに取り付けます。
アロマキャップと前面カバーにUPと表記されているので、UP同士を合わせて取り付けてください。
以上でアロマの準備が完了です。
肝心のアロマの香りはというと、微かに香る程度でした。
サーキュレーターに近づくと、ほんのりとアロマの香りはするのですが、風に乗って部屋全体に香りが届いてはいませんでした。
リビングダイニングより狭い寝室で試してみたところ、狭い部屋だと部屋全体がほのかにアロマの香りが漂っていました。
また香る時間も約30分と短かったです。
お手入れしてみた
お手入れがスムーズにできるよう、簡単に取り外せる仕組みになっています。
実際に取り外してみると全てのパーツが取り外し可能で掃除はしやすいですが、取り外すにはやや時間がかかりました。
前面カバーを外すときは力の加減がわからず、コツがいる印象です。
取り外し方法を以下で紹介しています。
お手入れ方法
正面を向いている首を手動で真上に向けます。
前面カバーを反時計回りに回すと、前面カバーが外れます。
スピンナーを外すと羽根が取り外せます。
また背面カバーを固定しているネジを4カ所外すと、背面カバーも外すことができます。
以上でパーツを全て取り外すことができ、お手入れがしやすくなりました。
全てのパーツを分解できるため、サーキュレーターの清潔を保てます。
羽根にホコリが多量に付着すると風量の低下や騒音、振動の原因になるので、隅々までホコリの除去ができるのはサーキュレーターの機能を維持することに繋がります。
洗濯物を乾かしてみた
360°首振りで風を当てる角度を自由に調整できるので、タオル全体に風を当てることができました。
おかげで、はやくムラなくタオルが乾いた印象です。
アイリスオーヤマのサーキュレーターと比較
我が家は無印良品のサーキュレーター導入以前よりアイリスオーヤマのサーキュレーターを使用しています。
無印良品とアイリスオーヤマのサーキュレーターを比較してみました。
小型で軽量、コンパクトなサーキュレーターならアイリスオーヤマ
無印良品は18畳用、アイリスオーヤマは24畳用と無印用品のサーキュレーターの方が対応畳数は低いのですが、サイズは大きいです。
また重さも無印良品が2.5kg、アイリスオーヤマが1.3kgと、1kg以上も無印良品のサーキュレーターの方が重くなっています。
コンパクトサイズのサーキュレーターを求めている方にはアイリスオーヤマのサーキュレーターアイがおすすめです。
シンプル重視のサーキュレーターなら無印良品
アイリスオーヤマのサーキュレーターもシンプルな見た目に近づける努力を感じますが、無印良品のホワイトで統一されたデザインにはかないません。
特に操作パネル。
アリスオーヤマは説明の文字を大きくわかりやすく記載しているがゆえに、操作部の存在感が目立ちます。
比べて無印良品は必要最低限の機能しか備わっていないので、ボタンの数も少なく、操作説明も小さな黒文字で印字されていて、わかりやすいです。
使用中に点灯しているあかりが無印良品はやわらかい白昼色に対し、アイリスオーヤマが明るい青色と緑で、特に暗い就寝中に使うとあかりが眩しいです。
シンプルなデザインに、シンプルな機能性を重視する方は無印良品の『お手入れがしやすい首振りサーキュレーター 18畳』がおすすめです。
まとめ
- シンプルな外観とシンプルな機能
- 360°首振りでさまざまな方向に送風可能
- 全てのパーツが取り外せるので掃除が簡単で清潔を保てる
- 初期動作が長い
- アロマの香りは微かに香る程度
無印良品のサーキュレーターはシンプルな外観とシンプルな機能で、ミニマムを好む方にはおすすめのサーキュレーターです。
360°首振りで好きな角度で風を送ることができ、空気の循環も効率良く行うことができます。
アロマを楽しむこともできますが、やや香りが不十分な印象でした。
無印良品のサーキュレーターには18畳の他に6畳用のコンパクトなタイプもあります。
使用用途によって選ばれると良いと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。